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江戸しぐさ

2006年04月22日 19:07

『江戸しぐさ』という言葉をご存知ですか?
最近、公共広告機構(AC)で取り上げられて、TVCMや駅のポスターで見かけた方も多いんじゃないでしょうか?

簡単に言ってしまえば、江戸時代のマナー、エチケットのことです。
いくつかご紹介しますと・・・


蠏(かに)あるき
一人しか歩けないようなせまい通路を通るときに、カニのように横歩きすること。こうしてすれ違うことに寄って、要らぬトラブルを防ぐことができます。

肩引き
狭い道をすれ違う時などに、ちょっと会釈をして肩を引いて、お互いがぶつからないように気を使い合うこと。

傘かしげ
雨の中、傘をさした者通しがすれ違うとき、自分も相手も傘を斜めに傾けてすれちがうこと。こうすればお互いの身体や顔、首すじなどに雨のしずくがかからないですみます。

腰浮かせ
狭い乗合い船の席で、座っている人たちが腰の両側にこぶしをついて軽く腰を浮かせ、少しずつ幅を詰めながら1人分の空間を作るしぐさ。

うかつあやまり
込み合った場所で足を踏まれたときに、踏んだ人が謝るのは当然ですが、踏まれた方が先に「ゴメンナサイ」と謝ってしまうこと。小さなことで喧嘩を招くよりちょっとした機転でその場を和ますことができます。

三脱の教え
初対面の人に年齢、職業、地位を聞かないという暗黙のルール。相手を思いやる心と、人を肩書きだけでは判断しないという、見た目に左右されない心意気が感じられます。

時泥棒
約束の時間に遅れることは相手の時間を盗むのと同じとして、それを非常に恥ずべき行為としたこと。

これはほんの一部です。
これ以外にもたくさんあるようです。

当時、世界有数の人口過密都市であった『江戸』で人々が日々の生活の中で要らぬトラブルを回避すべく生み出された、生活の知恵でしょう。

最近、ちょっとしたことでトラブルが発生して、喧嘩になり、そのまま殺人に至るケースなど、『要らぬトラブル』を耳にすることが多いように思えます。
電車内でのトラブルもしょっちゅう目にします。
おじさんおばさん若者のマナーの悪さに眉をひそめた経験のある方も多いはずです。

こんな現代特有と思われているトラブルって、この『江戸しぐさ』の精神に基づく、ちょっとした気遣いですべて防げるのではないでしょうか?

とても日本的で、すてきな、美しい行動哲学だと思いませんか?
お互いにほんのちょっとだけ譲り合えれば、今まであれだけ頭に来ていたことが、なんのこともないことに思えてくるのではないでしょうか。

特に、私たち愛犬家は、最近のペットブームで増えた『マナーを守らないエセ愛犬家』と混同され、社会から白い目で見られることも少なくありません。
糞の放置、ノーリードでの散歩などもこの『江戸しぐさ』の行動哲学のものさしで計れば、粋でない、かっこわるいしぐさ、となるはずです。

こんなすてきな、美しい行動哲学を、さらりと実践できる、そんなかっこのよいおぢさんになりたいものです。






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